2009年3月26日木曜日

「ハッサリは呆れてた(笑)」その4

追伸 タマゴかけご飯

フィリピンで長期の撮影があった。あのマッカーサーが定宿にしていたマニラホテルは高級すぎて早々に退散。もっぱら海岸に近いイメルダ夫人所有のホテルに宿泊していた。空港からマニラ市内までは、旧日本海軍の飛行場を舗装して道路にしたロハス大通りを走る。その通りに沿って立つこのホテルは、床にボールを置くとかなりの勢いでコロコロと……。建てたのは日本の大手建設会社。参りました。
でも、ホテルの従業員は陽気なもの。朝食はバイキングではあるがちょっと脂っこい。朝から脂っこいのはどうも、ということで今日はスッキリ行こうぜと、ご飯と生卵、それにお醤油を頼んだ。ウェイターは怪訝な顔で注文を聞いて、海外では定番のキッコーマン醤油と生卵を運んできた。われわれが生卵をご飯にかけると、とたんにテーブルに従業員が集まってきて、「珍し気持ち悪そう」な顔をして見ている。ここでは書けないけれど彼等にとってかなり気持ち悪いことをしたらしい。外国ではあまりタマゴを生で食べないようだ、と言いながら中国ではもっと凄いのがある。僕は本当にタマゴを割った途端に卒倒したのだから。

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